資金繰りの不安を改善する方法!

大阪府茨木市の税理士、三松会計事務所です。

業績管理体制の構築と経理業務の効率化を得意としています。


今回は、経営者の悩みの一つである資金繰りについてです。

資金繰りの不安を改善するための「お金の見える化」について解説いたします。   

 

現金管理が重要です!

資金繰りを安定させるためには、現金と預金の管理が最も重要になってきます。

預金は預金通帳があればお金の流れが見えるのでそれほど難しくありませんが、問題は現金です。

現金管理をしっかりされているでしょうか?


会社の現金がいくらかわからない。

会社とプライベートの財布が一緒で区分できていない。


といったことがあると、お金の流れがわからなくなってしまいます。

そして、資金繰りに不安感じてしまうのです。

まずは、会社とプライベートのお金を区分して現金の管理をできるようにしましょう。 

現預金出納帳をつける

現預金の管理をしっかり行っていくためには、現預金出納帳をつけていきましょう。


現預金出納帳とは、日々のお金の流れを記載する帳簿です。

現預金出納帳をつけることで、日々のお金の流れを把握することができます。

重要なのは、日々の事業活動を数字で正確につかむことです。


そして、毎日、現預金出納帳をつけることで、日ごと、週ごと、月ごとに必要なお金がいくらなのかということがわかるようになります。

このように、必要資金を知って、資金をショートさせない管理が重要です。

資金ショートさせないためには、いつ、いくらのお金が必要なのかということを見通しておく必要があります。


そして、必要最低限の資金がわかれば、資金ショートさせないための売上がわかるようになります。

3ヶ月先、6ヶ月先と見通しておくことで、3ヶ月前、6ヶ月前から打ち手を考えておくことができます。

時間あれば、金融機関に融資を相談するといったことができるようになります。


現状を把握して、先を見通す仕組みを作ることで、余裕を持って対応することができるようになることで、資金繰りの不安を改善できるのではないでしょうか。

     

まとめ

お金の流れを見える化することで、必要資金がわかるようになり、余裕を持った対策が取れるようになります。

帳簿をつけるのはめんどくさいなと思われる方は、会計システムに直接入力して、システムで現預金の管理をするのも一つの方法です。

預金は仕訳連携で自動化できるので、かなりの省力化が図れます。

日々のお金の管理をしっかりやって、資金繰りの不安を改善していきましょう。 


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